やさしいアイアンのセッティングを考える

今の時代、アイアンと言っても、ノーマルロフトのものから超ストロングロフトのものまで、様々な種類のアイアンがあります。7番アイアンのロフト角で言えば、35度~25度くらいの幅があります。これは飛距離でいうとおよそ30~40ヤードの違いがあります。飛距離だけでなく、弾道の高さ、スピン量など全て違います。

そこまでバラエティに富んでいるアイアンを、それぞれの良さを組み合わせてセッティング出来ないかなと考えています。

例えば、ウエッジから9番くらいまではノーマルロフト。
SW:ボーケイSM7 58度
AW:ボーケイSM7 52度
PW:PING i210 45度
9i:PING i210 41度

その次に、8番7番アイアンは少し飛ばしやすいアイアン。
8i:PING G410 34.5度
7i:PING G410 30度

6番5番アイアンは、飛び系アイアン。
6i:ゼクシオクロスの7番 25度
5i:ゼクシオクロスの6番か5番 23度か21度

このような感じはどうでしょう。
実は、私、今真剣にこんなセッティングにしようかと考えているところです。

まだ、これから色んなアイアンをテストしようかと考えていますので、セッティングが完成するのは随分先の話になるかもしれません。また、ゴルフショップに置いてある距離の計測器は、明らかに飛距離が出過ぎるように設定されているお店が多いので、全く当てにならないんですよね。ドライバーであれば何となく分かればいいですが、アイアンはキッチリと距離や高さを知りたいんですけどね~。

やさしいアイアンの基準は人それぞれ

このサイトでは、やさしいアイアンということで、色んなアイアンをご紹介させていただいていますが、やさしいの基準は人それぞれだったりします。

重心距離が長くヘッドが返りにくいヘッドの方がコントロールしやすい方もいれば、
重心距離が短くヘッドが返りやすいヘッドの方がコントロールしやすい方もいらっしゃいます。

ストロングロフトで飛距離が出やすいアイアンの方がスコアを出しやすいという方もいれば、
ノーマルロフトのアイアンの方がスコアを出しやすいと言う方もいらっしゃいます。

どういったアイアンがやさしいと感じるかは人それぞれ。特に、ご自身のプレースタイルが確立されている上級者ほど、好みが分かれたりします。

初心者たアベレージゴルファーは、球が上がりやすく、ある程度飛距離が出るモデルと使った方が、スコアにつながりますし、上達しやすいのではないかと思います。ヘッドが返りやすいアイアンか返りにくいアイアンかは、スイングのタイプになるのかなと思います。

SRIXON Z585 アイアン 何が進化した?

前モデルで私がイチオシだったZ565アイアンの後継モデルZ585アイアンが発売開始となります。

前のモデルと比べて何が変わったのかをご紹介します。

ポケットキャビティであることや7番アイアンで31度というロフト設定は同じ。では、何が進化したのか?

まずは、弾き感が強くなっています。恐らく初速が上がっているのではないでしょうか。
スタッフの方に聞いてみると、バックフェースの周辺に溝を設けたことで、フェースがよりたわみやすく反発性能がアップしているそうです。
7番でロフト角が31度なので、従来のツアーモデルアイアンと比べると1番手ほどロフトが立っており、さらに反発力も高くなっているので、飛距離性能が一つの魅力になっているかなと思います。もちろん、弾道の高さやコントロール性能という部分では、ツアー選手も使用するモデルですので、非常に良い完成度です。

また、ソール形状がまた進化しており、ヘッドの抜けが良くなっています。ヘッドの抜けが良くなることで、より厚いインパクトを作りやすくなりますね。


SRIXON Z585 アイアン の詳細はこちら

インプレス UD+2 有村智恵プロのインプレッション

ヤマハのインプレスUD+2アイアンですが、ヤマハ契約の有村智恵選手が本気で気に入ったみたいで、試合での導入も検討しているようですね。

インプレスUD+2アイアン 2019年モデルの詳細はこちら
2019年モデルのインプレスUD+2アイアンは、打ち出し角からかなり高く上がって、最高到達点も非常に高くなります。ですので、ノーマルロフトのアイアンと比べて2~3番手飛距離が出るにもかかわらず、ノーマルロフトのアイアンよりも高く上がってくれます。したがって、グリーンでちゃんと球が止まります。

前のインプレスUD+2アイアンも、非常に評価が高かったのですが、これはさらに上を行きそうですね。

やさしいアイアンを使った方が良い訳

今、アイアンは色々なモデルがあります。
マッスルバックからキャビティ、ストロングロフト、超ストロングロフトなどなど。

プロが使うような難しいアイアンは、確かに使っていて格好いいですし、所有感をくすぐられますね。使ってみたいという気持ちはよくわかります。

ただ、アマチュア、特にゴルフを始めてすぐの初心者の方やアベレージクラスのゴルファーは、やさしいアイアンを使った方がいいかと思います。

その理由はいくつかありますが、根本的な上達のためです。
難しいアイアンを使ってしまうと、球が上がりにくくどうしても球を上げようという動きにつながってしまうからです。ゴルフスイングの基本は、ダウンブロー。しかし、ほとんどのアマチュアがダウンブローで打つことが出来ていません。
やさしいアイアンで自然と球が上がる状態ですと、しゃくりあげるような意識がなくなり、ダウンブローでうちやすくなるというわけです。

ヤマハ インプレスUD+2アイアン 2019 発売日

ヤマハの超人気モデルUD+2シリーズの2019年モデルが発表されています。

本当に2番手上の飛びを実現するということで、大ヒットしているUD+2アイアン。
ただ飛ぶだけでなく、やさしくつかまり、やさしく上がるから、スコアに直結します。

実はこのアイアン、アベレージゴルファーだけでなく、試合に出場するような上級者も使用しています。実際、私自身が出場した試合でも70台で周っていた選手が使っていました。

注目の発売日は、10月5日です。

ヤマハ 2019年モデル インプレス ニューUD+2 アイアンセット [NS PRO シリーズ] 1150GH Tour/1050GH/950GH/850GH/V90 (N.S PRO) スチールシャフト 4本セット(#7〜#9,PW) YAMAHA inpres NEW UDプラス2 IRON 19 日本シャフト

SRIXON Z585アイアン どこまで進化しているか?

個人的に凄く注目しているアイアンの一つに、SRIXON Z585アイアンがあります。
前のモデルのZ565アイアンが本当に良かったから。
たまたまその前にタイトリストの試打会で716CBを打って良かったため衝動買いをしたため、このZ565は買うことが出来なかったことをずっと残念に思っていました。

実際、私だけでなく、Z565の評価は本当に高かった。
ゴルフダイジェストオンラインの口コミでも、絶賛の嵐です。
⇒SRIXON Z565アイアン 口コミ・レビューはこちら

このアイアンを超えることが出来るのか?
後継モデルなので、メーカーとしてはより良いものを作ってきたつもりだと思いますが、実際に多くの方が使っての満足度というのは違います。
早く打ってみたいです↓↓

●ダンロップ スリクソンZ585 アイアンN.S.PRO 950GH DST スチールシャフト 6本セット(#5〜9,PW)

PING i210アイアン 発売日

PINGからi200アイアンの後継モデルであるi210アイアンが登場します。

i200アイアンとは、宮里優作選手と鈴木愛選手の男女賞金王が使用していたアイアン。

打感と操作性に優れ、それでいて球が上がりやすくスピン性能も良いアイアンです。

そのi200が進化してi210アイアンとなりました。

発売日は、9月6日です。

PING i210アイアンの詳細はこちら

楽に球が上がって飛距離が出るアイアン

楽に球が上がって飛距離が出るアイアンってどんなアイアン?という質問を受けることがあります。

答えは簡単。「重心の低いアイアン」を選びましょう。

アイアンのインパクトってどのようになっているかご存知でしょうか。
一般的なアイアンの場合、インパクトではギア効果が働いて、ロフトが立ちます。プロのアイアンショットを見ていると、低く出てスピンで球が浮き上がってくるような軌道を描くのはそのためです。そんなアイアンを使っていて、打ち出し角を高くしようとすると、スイングを壊してしまう原因となります。

重心が低いアイアンというのは、インパクトでロフトが立たないので、高い打ち出し角度のショットを打つことが出来ます。そして、スピン量が多くなり過ぎないので、風に強い伸びのある弾道になってくれます。

ただ、そういった球が上がりやすいアイアンも関わらず、プロのように格好良くダウンブローに振ろうとすると、そのアイアンの性能を存分に発揮することはできません。重心が低いアイアンというのは、レベルブローに振って打ち出しから高い球が出るように設計されています。

低重心のアイアンはこの辺りです。
ゼクシオ10アイアン
インプレスUD+2アイアン
タイトリスト718AP1アイアン
ROGUE STAR アイアン

キャロウェイ ローグアイアン レフティ

キャロウェイからローグアイアンが発売されますが、
レフティ用もラインナップされます。

日本では4月以降に発売されます。
それまで待ちたくない方には、アメリカでは2月9日から発売されますので、通販で購入していただければと思います。

日本人ご用達のフェアウェイゴルフUSAさんでは、完全日本語対応で安心です。


キャロウェイ EPIC アイアン USモデル の詳細はこちら

ダスティンジョンソン・ジョンラーム やさしいロングアイアン

世界のトッププレーヤーであるダスティンジョンソンとジョンラーム。
2018年早々に優勝して、今年も世界のゴルフ界の中心で活躍すること間違いありません。

そんな2人ですが、同じテーラーメイドと契約していますので、使用しているクラブも結構共通しています。
2人ともNEWモデルのM4ドライバーを使っています。

M4ドライバーはアマチュアにも人気のある比較的やさしいモデルですが、
アイアンのセッティングもやさしさが取り入れられています。

2人とも、3番アイアンはP790アイアンという中空構造になっているやさしいモデルを使用しています。

【プレミアムフライデー先着200名様限定3,000円OFFクーポン配布中】テーラーメイド P790 P790アイアン(6本セット) ダイナミックゴールド S200 シャフト:ダイナミックゴールド S200

4番以下は、P730アイアンというワンピース軟鉄鍛造アイアンです。こちらはかなりハードなアイアンですが、心地よい打感と良い音で滞空時間の長いショットを打つことが出来ます。

テーラーメイドP730アイアンの詳細はこちら

テーラーメイドM3アイアン 評価

テーラーメイドM3アイアンの予約受付が開始されました。

ロフト角が7番アイアンで30.5度。
同じようなロフト角のアイアンの中ではやさしく飛ばせる方です。

M1アイアンもミスヒットに強いことで支持されていましたが、
今回はリブコアというテクノロジーで
よりミスヒットに強く、ボール初速も上がりました。

トップブレードはやや厚めですが、
ある程度コントロール性もありますので
中上級者の方も使いやすいアイアンです。


テーラーメイドM3M4 先行予約はこちら

テーラーメイドM4アイアン 何が変わった?

テーラーメイドM4アイアンの先行予約の受付が開始されました。

テーラーメイド M4 アイアン FUBUKI TM6 シャフト 6本セット[#5-P]

前作のM2アイアンは、世界中で大ヒットしました。
やさしく高弾道で飛ぶアイアンで、とにかくやさしくコースを攻めることができるということで、特にアメリカでは爆発的に人気でした。
フェーススロットやスピードポケットと言ったテーラーメイドのテクノロジーを全てつぎ込んだM2アイアンのどこを進化させたのか気になっていましたが、今回のM4アイアンはリブコアというテクノロジーが追加されて、エネルギーのロスが抑えられ更に初速がアップしています。また余分な振動が抑えられることで打感も向上しています。

形状の好き嫌いはあるかと思いますが、スコアに結び付く高性能アイアンであることは間違いありません。

超ストロングロフトアイアンはグリーンで止まらない?

ぶっ飛び系アイアンってロフトが超ストロングになっています。2番手分くらい立っていますので、7番アイアンで5番アイアンくらいのロフトになっています。

それなら、結局5番で打っているのと同じことになって、低い球でグリーンには止まらないのでしょうか?

超ストロングロフトのアイアンが出始めたころは、残念ながらそういう傾向がありました。しかし、2017年に登場したぶっ飛び系アイアンは、超低・超深重心で球が上がりやすくなり、ある程度グリーンでも止められるようになってきています。

さらに2018年モデルになってくると、よりロフト角をストロングにして飛距離を競うということではなく、逆にロフトを寝かせてやさしく球が上がるように設計されたモデルが出てくるようになってきました。

例えば、EPIC STAR アイアンの後継モデルROGUE STAR アイアンは、7番で27度ということで、EPIC STARよりも1度ロフトを寝かせています。それでもフェースの反発力を上げることに成功して飛距離性能は維持しています。また、より重心を低く・深くして球が上がりやすく、また慣性モーメントも高めて、やさしく高く飛ぶアイアンに進化しています。

キャロウェイ ROGUE STAR アイアン Speeder EVOLUTION for CW60 シャフト 5本セット[#6-P]